契約による設計(Design By Contract)
クラスやメソッドの事前条件、事後条件、不変条件を明確に表明する設計手法を、契約による設計(Design By Contract)という。
■事前条件
[内容]
実行前に満たすべき条件。例えば、引数には0以上の整数、NULL以外のポインタ、パラメータクラスは初期化していること、などが該当する。
[責務]
チェックするのは、呼び出し側が行う
■事後条件
[内容]
結果についての決まり。例えば、検索条件に合う住所や施設名称を返す、複素数の演算結果を返す、など操作に実行後に保証することが該当する
[責務]
呼び出された側が守る
■不変条件
[内容]
クラス事態に関する表明。これがでてくるのは継承が入ってきたとき。
サブクラスはスーパークラスと同じように扱えることが望まれる(リスコフの置換原則)から、サブクラスには、スーパークラスの事前条件、事後条件が不変還俗としてついてしまう。
[責務]
呼び出られた側が守る
※
メモしていて思ったんですが、継承関係に負の可変性がついた場合は不変条件はダメになる?
クラス図について
UMLといえば、これって感じだと思う。
クラス図って?
システム(対象)の静的な関係を示すことに用いる。
示すのは、
・クラス名称
- プロパティ(属性もしくはクラスの関連)
- 操作
- クラス同士の関連とその制約
(汎化とかコンポジット、多重度、多重の場合は順序指定ありか?など...)
■プロパティ
クラスの属性を指す言葉、属性はクラスの外に出して関連でもかけるから、
属性もしくはクラスの関連って書いてます。
上の図が属性版、下の図が関連版です。どっちで書くかの判断基準ですは、静的構造として重要でない場合は、属性にまとめると書きたいことが伝わりやすいかと思います。
■操作
クラスが実行するアクションのこと。
(getter,setterメソッドは書かなくてもわかるから、書かなくてもいい)
クラスに書くときは、状態更新する(modifierもしくはcommand)と更新しない(query)に分けるとわかりやすい。
■関係
汎化についてはリスコフの置換原則を守ること。
依存関係の向きと依存がつくクラス同士の関係が適切か意識する。
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開発プロセスについて、ちょっと纏め
UMTP Lv2をうけようと思うので、プロセスをちょっとまとめ
■ウォーターフォール型プロセス
プロジェクトをアクティビティ(要求分析、設計、コーディング、テスト)に分けて管理する。
[特徴]
・滝のように流れが決まっていても、流れを上流にさかのぼることがある。
・設計終わった。と思っても試験から設計に戻ることもある
・本番稼働に近いコードが、最後にテストになるので、問題が最後に見つかる可能性
が、どうしても高く見える。
■反復型プロセス
プロジェクトを機能で分割して、機能ごとに分けて管理(リリース)する。
[特徴]
・一回の反復で機能が完全にできあがらないこともある。こんな時は、最後のほうの
反復にバグフィックスの反復が入ったりする。
・本番稼働に近いコード(近い品質)が早期にテスト、組み合わせに回せるので、
問題の早期発見ができる。
■組み合わせプロセス
ウォーターフォール型プロセス、反復型プロセスを組み合わせる。例えば、分析と設計は、組み合わせプロセスで、以降は反復型プロセス。
プレゼントしたい本ということで...
「プレゼントしたい本」ということで、数学ガールという数学の読みものをプレゼントしたい。特に数学が嫌いな人に読ませたい。
理由は、大学の時に、これをよんで目からウロコの思いをして、テンションがバカ上がりしたから、「もう高校の時の数学の授業ってなんやったん!!」って感じ。
数学を探求するロジカルな部分と登場人物の心理描写の淡い感じがいい感じにミックスされていて、数学がわからなくても読めるし、わかる人も楽しめる。
特にすごいのは、学校で習うのとはちがって、公式ができている理由を丁寧に追いかけて、追いかけてから、公式にたどり着くので、ちゃんとわかるということがすごい。
(数学苦手な自分は、物語をなぞって数式をノートに書いたりしたけど....)
自分は、数学Aの中間テスト36点(100点満点中)でしたが、フィボナッチ数列がわかったよ。
あの感動をうまく文章にできませんでしたが、ぜひ読んで新しい世界の扉をあけていただきたい。
まじで、数学がちょっとでもわかると、以前の自分と世界の見方がかわるので。
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※
恋愛系としても読みだせます。漫画からはいるのもいいかも。
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